
[書籍] 伊藤計劃 - 虐殺器官

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
売れ筋ランキング: 1,482位
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主人公はアメリカの暗殺部隊隊員で、言語学の研究から「虐殺の文法」を発見したジョン・ポールによる、世界各地での虐殺の煽動を防ぐため、各地で彼を追跡する。
ジョンの元恋人ルツィアに恋心を抱く主人公だったが、同僚のウィリアムに彼女は殺され、実はアメリカ以外で争乱を起こすことで自国を守っていたジョンも殺された。
軍を辞した主人公はジョンが残した虐殺文法ジェネレータを使ってアメリカに内乱を引き起こし、今度は逆に他の国で争いが減少することに小さな安堵を覚えるのだった。
感想
ニュースで見る他国の戦争、それに関する無関心、距離があることで逆に増長する強兵論、みたいな。 誰も口にしないけど、誰もが薄々感じている罪悪。自分とそれ以外の世界との関係。
それにしても、10日でこのプロットを書き上げたというのは驚嘆に値する。夭逝が惜しまれる。